Unbound

About

誰もいない岸辺で枯れて行く植物を見て、彼らがどんな環境で有機生物から無機物になっていくのか疑問を抱き、多摩川に来た。


Process/Message

ラップを使って自分を締め付け逃げ道を塞ぎ、岸辺の植物の生存環境に置いた。
一人称からも三人称からも、映像で植物との共存の過程の行為と可能性を記録した。

作品の最後に、人類である私たちが新鮮な空気を吸う為にラップの束縛を破り、新鮮な空気に対する強烈な欲望の瞬間、同じ有機生物だとしても、人間と植物間で、環境差異の受け入れられる程度の多様性が違い、私と植物の感情交流と共有が一つの道であった。